– 「上野の森親子ブックフェスタ2025」への初出展も決定 –

 楽天グループ株式会社(以下「楽天」)が運営するオンライン書店「楽天ブックス」は、4月23日(水)から始まる「こどもの読書週間」(注)に先駆けて、楽天が提供する妊娠中や育児中のママ・パパを対象とした無料のメンバーシッププログラム「楽天ママ割」メンバー586名を対象に実施した「子どもの読書に関する調査」結果を発表しました。

 また、「楽天ブックス」は5月4日(日・祝)~5日(月・祝)の2日間、上野恩賜公園で開催される「上野の森親子ブックフェスタ2025」に初めて出展します。「上野の森親子ブックフェスタ」は、「子ども読書年」の記念事業として2000年にスタートした読書推進イベントで、出版社による書籍の読者謝恩価格での販売や、講演会の実施などを予定しています。「楽天ブックス」のブースでは、親子で楽しめる「オリジナルしおり作り」体験をすることができるほか、ノベルティのトートバッグを配布します。


■□ 調査結果サマリー □■
・子どもが「本を読むことが好き」と答えた人は約8割! 6割以上が週に2~3回以上本を読むと回答
・読書の方法は3歳では約8割が「(親が)読み聞かせを行う」一方で、小学1年生では約半数が「子ども自身で読む」という結果に
・子どもに人気のジャンル・親が読んでほしいジャンルともに「絵本」「図鑑」「童話」が上位に
・約6割の親が「子どもに読書の頻度を増やしてほしいと思う」と回答。読書で期待する効果の1位は「いろいろな知識を得てほしい」


■□ 調査結果概要 □■
■子どもが「本を読むことが好き」と答えた人は約8割!6割以上が週に2~3回以上本を読むと回答
 0歳~小学6年生までの子どもがいると答えたユーザーに、「子どもは本を読むことが好きか」聞いたところ、合わせて約8割が「とても好き」「まあまあ好き」と回答しました。読書の頻度は「毎日」が最多の34.1%、次いで、「週に2~3回」が28.7%と、週に2~3回以上本を読むと答えたユーザーが6割以上となりました。また、1カ月に読む本の冊数については「7冊以上」が27.6%と最も多く、読書習慣の定着がうかがえる結果となりました。



■読書の方法は3歳では約8割が「(親が)読み聞かせを行う」一方で、小学1年生では約半数が「子ども自身で読む」という結果に
 3歳~小学3年生の子どもがいるというユーザーに読書の方法を年齢別で聞いたところ、3歳では約8割が「(親が)読み聞かせを行う」と回答しました。一方で、6歳では「子ども自身で読む」と答えたユーザーの割合が約4割まで上昇し、小学1年生では半数以上が自身で読んでいることがわかりました。この結果から小学校入学を機に、主体的に読書に取り組むようになる傾向がうかがえます。


■子どもに人気のジャンル・親が読んでほしいジャンルともに「絵本」「図鑑」「童話」が上位に
 「子どもはどんな本を読むか」と「子どもに読んでほしい本」をそれぞれ聞いたところ、両方のランキングで「絵本」「図鑑」「童話」が上位3位までを占める結果になりました。一方で4位以下を見ると、子どもに人気のジャンルでは4位に「漫画」(22.6%)がランクインしたことに対し、親が子どもに読んでほしいジャンルのトップ10には「漫画」がランクインしない結果となりました。親が読んでほしい本には「歴史」「伝記」「学習参考書」といった、より教育的な要素を含むジャンルを答えた人が多かったことから、知識や教養を身に付けてほしいという期待も見受けられます。一方で、「子どもが読む本はどのように選ぶか」を聞いたところ、約7割が「子ども自身が選ぶ」と回答し、子どもの興味関心に応じて本を選んでいることがわかりました。


■約6割の親が「子どもに読書の頻度を増やしてほしいと思う」と回答。読書で期待する効果の1位は「いろいろな知識を得てほしい」
 「子どもに読書の頻度を増やしてほしいと思うか」を聞いたところ、合わせて約6割が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答しました。また、「読書の頻度を増やすために感じている課題があるか」を聞いたところ、「親が忙しく、読み聞かせの時間を取れない」(58.7%)や「子どもが学校や習い事などで忙しく、本を読む時間がない」(52.8%)などといった時間的な課題が上位に挙がりました。さらに、「読書を行うことで期待する効果」を聞いたところ、1位は「いろいろな知識を得てほしい」(63.3%)、2位は「発語力・語彙力の向上」(63.0%)、3位は「想像力を伸ばす」(61.9%)という結果になりました。

 「楽天ブックス」は本やCD、DVD、ゲームなどの販売を通じて、今後もユーザーの利便性向上を目的にサービスの拡充に努めてまいります。

(注)子どもたちにもっと本を読む場所を提供したいという願いから、「こどもの読書週間」は1959年に誕生しました。子どもに読書を勧めるだけでなく、大人にとっても子どもの読書の大切さを考えるとき、それが「こどもの読書週間」です。(公益社団法人読書推進運動協議会ホームページより)
http://www.dokusyo.or.jp/jigyo/kodomo/kodomo.htm

■調査概要
調査エリア: 全国
調査対象者: 「楽天ママ割」メンバー
回収サンプルサイズ: 586サンプル
調査期間: 2025年3月21日(金)~2025年3月27日(木)
調査実施機関: 「楽天ママ割」( https://event.rakuten.co.jp/family/ )
※本レポートでは小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100%とならない場合があります。


■「上野の森親子ブックフェスタ2025」開催概要

日時: 2025 年5月4日(日・祝)~5月5日(月・祝)9:30~17:30       
会場: 台東区・上野恩賜公園 噴水広場
内容:
・出版社の出展による読者謝恩価格販売
・出展社による作家のサイン会、読者交流イベントなど
・講演会
参加費・申込: 入場無料・事前申込不要   
主催: 子どもの読書推進会議、日本児童図書出版協会、一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)